恋物語☆2
「…木下、森内!?
いや、これは違っ…」
「「失礼しやしたっ!」」
遥希くんが何か言おうとしていたが、私たちの耳には全く届いておらず…
私となつは廊下に出て、5組の教室の扉をピシャリとしめたのだった。
「「………。」」
しばらく沈黙が続く…。
なんか、あんなの見た後って気まずい。
なつなんて、顔真っ赤になって目がキョロキョロしてるし。
なつは純粋だなぁ。
「おーい2人とも!」
そのとき、聞き飽きたくらい聞いた声がした。