初めては全て君でした 。
「ほら、美羽。行くぞー」
ぶっきらぼうにあたしの名前を呼びながら
眠そうに欠伸をする君が
とても可愛くて仕方無いです 。
なんでこんなに可愛いんだろ ...
ずっと見てたい 。
なんて君と居るとこんな事を考えちゃう
「なにぼーっとしてんの?
置いて行くぞ」
「あ、うん。
ごめんね?」
置いて行かれたくないから急ぐけど
なんだかんだで待っててくれる優しさ
う ー っ 、 大好きだよ ー !
「ほら、手」
それだけを言って私の手を取る
やっぱり慣れないな ー
緊張しちゃう ...
手汗とか出てないかな ?
恥ずかし ー ...