3ページの世界
銀色に輝くハンドガンサイズの何かを持った男が1人
俺の後ろでそれを上に掲げていた
タイムマシンまで後ろで待機している
「これ、役に立つな」
その男が持っていた物は俺が設計したはずの万能カッターだった
いや、だいぶ違う
あれは俺が発見した新物質を照射して材料を切るだけのもの
あれじゃまるで、レーザーガンではないか
「照射力をだいぶいじらせてもらった。俺もちょっとした科学者でね、これには追尾機能だって着いてる。タイムマシンも設計図だけで充分だった。お前の設計図すごく分かりやすかったしな。」
と、俺にカッターを向ける
ピピッ
電子音とともに自分の身に危険が迫っていることを悟った
「でもよ、もういらないや、お前。凄すぎるヤツは邪魔だし」
俺はタイムマシンに乗り込んだ
次のタイムワープまではまだエネルギーが足りないため、空中でも飛んで逃げるしかない
新物質は万能だからな、飛ぶぐらいなら楽勝だ
ギュイーーーーーーン
はるか下で銃声がした
あの日見た閃光が、背後まで迫ってくる
周囲が暗転し、爆音が響いた
遠くの高台にある自宅から、少年がこちらを見ている気がした
END
俺の後ろでそれを上に掲げていた
タイムマシンまで後ろで待機している
「これ、役に立つな」
その男が持っていた物は俺が設計したはずの万能カッターだった
いや、だいぶ違う
あれは俺が発見した新物質を照射して材料を切るだけのもの
あれじゃまるで、レーザーガンではないか
「照射力をだいぶいじらせてもらった。俺もちょっとした科学者でね、これには追尾機能だって着いてる。タイムマシンも設計図だけで充分だった。お前の設計図すごく分かりやすかったしな。」
と、俺にカッターを向ける
ピピッ
電子音とともに自分の身に危険が迫っていることを悟った
「でもよ、もういらないや、お前。凄すぎるヤツは邪魔だし」
俺はタイムマシンに乗り込んだ
次のタイムワープまではまだエネルギーが足りないため、空中でも飛んで逃げるしかない
新物質は万能だからな、飛ぶぐらいなら楽勝だ
ギュイーーーーーーン
はるか下で銃声がした
あの日見た閃光が、背後まで迫ってくる
周囲が暗転し、爆音が響いた
遠くの高台にある自宅から、少年がこちらを見ている気がした
END