【短編】『夢幻華番外編』恋人の時間(とき)
やっぱり杏の誕生日のあの日…

あ~~もう、後悔しても始まらないんだけど、何であの時俺のものにしなかったんだろう。

できなかったんだよなぁ。
杏の気持ち考えると。

あれからキスはするけどその手の事は気配すらない。

もしかして俺達ずっとこのままなんだろうか。

ぜって~ヤダ!

冗談じゃない。今度こそ絶対にがまんしてやらねぇ!

何が何でもクリスマスには杏には俺のものになって貰う!

…でもなぁ…またあの時みたいに痛いの何のとワンワン泣かれたら…

…やっぱできねぇだろうなぁ。

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