【短編】『夢幻華番外編』恋人の時間(とき)
おまけ☆
…いや、ちょっと待て
まだ油断は出来ないぞ。
今までの経験からどう考えても邪魔が入らないとは限らない。
脳裏を右京父さんとうちのボケ親父が手を取り合ってスキップしているイメージが流れていく。
あの二人にだけは俺達がクリスマスを二人きりで過ごす事、絶対に知られたくないな。
右京父さんには邪魔されるのは確実だし、うちのボケ親父に関してはいい冷やかしの種になると一緒に右京父さんと俺を苛めにかかるだろうからなぁ。