恋の献血センター
「ちょーーーーっ!!」

 目覚めて飛び起きた朱美は、己を取り囲む鉄格子に飛びついた。

「何なのよーーーっ!!」

 まさか自分が檻に入れられているとは。
 こんなことが、よもや己の身に降りかかろうとは。

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