HONEYHOLIC(1)政略マリッジ~イケメンたちの家政婦さん!?俺を愛してると言ってみなっ~
PART13*弟の本気
~麻有side~
寒いけど、眠気には勝てず自分の膝を枕代わりに眠りそうになっていた。
「麻有…ちゃん?」
「んっ?」
眠たくて瞼の重たい瞳を開けて、後ろを振り返る。
黒のジャージを着たシンが立っていた。
「何してるの?そんな所で寝たら風邪引くだろっ?」
シンがジャージの上着のファスナーを下ろして脱ぎ、私に羽織らせた。
「んっ?ちょっと待って!?麻有ちゃん…」
シンが私の額に手を押し当てた。
「ね、熱あるじゃん!!」
「麻有…ちゃん?」
「んっ?」
眠たくて瞼の重たい瞳を開けて、後ろを振り返る。
黒のジャージを着たシンが立っていた。
「何してるの?そんな所で寝たら風邪引くだろっ?」
シンがジャージの上着のファスナーを下ろして脱ぎ、私に羽織らせた。
「んっ?ちょっと待って!?麻有ちゃん…」
シンが私の額に手を押し当てた。
「ね、熱あるじゃん!!」