お姫様に誓いのキスを
「お姫様っ!!!!!!!」

思いきりドアを開けた。…そこにいたのは、悪男(柄悪そうな男)…およそ15人位。

「…………っ!?」

後ろから突き飛ばされ、俺は悪男共の方に倒れ……

ヒュルッ!

…こまずに、一回転して華麗な着地をしたものの…。
「こいつか…。」
「久々のリンチ♪♪」
「さっさと殺す〜♪」

悪男共に囲まれてしまった。でも俺は、

「俺の姫はどこだよっ!?!?」
お姫様の事しか頭になくて。半ばキレながら問い掛けた。

「いねぇし!」
「今頃、ベッドの上じゃねー!?」
「騙されてやーんの!」

………此処にしない?
………騙された?
………。

「…ベッドの上??」

俺以外の男に?…無理矢理?…ガリ男に?

「そーゆこと♪…さっさと死ねやっ!!!」

一人の悪男が殴り掛かる………。



………ベキィ………。

「「「……………。」」」
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