お前の星に願いを
第2章
「…ぃっ…ぅ…ぃ…唯っ!!」
ビクッ
…なんだぁ?俺寝てたのか
で、こいつが起こしたんだな
洋を睨み付け、文句言ってやろうとした時
「唯、いるぞ」
はぁ?何がだよ
「ほら、あの席の子」
洋が驚いた顔で言ってくる
あの席…?
起こされて不機嫌な状態プラス洋の意味不明な言葉に、俺のイライラは増す
「何の事だ…」
言い終わらないうちに、洋が俺の頭を掴んで回した