お前の星に願いを
キーンコーン カーンコーン
洋の奴、まだ来てねーのか?
俺は机にうつ伏せになり、夏休みかぁ…バイトでもしようかななんて、洋ほどではないが計画を立てていた
「おはよ〜唯っ!!」
俺の頭を突きながら、あいさつしてくる女
俺は頭だけ起こし、あぁ、とだけ言ってまた机に頭をもどした
「今日は、洋くんとは
一緒じゃないの〜?」
何であいつとワンセットなんだよ…と思いながら、知らねぇと言った