君と紡ぐ唄２【企】

空に虹の橋を…

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夢を輝かせるのは難しくて。
ちょっと諦めてた。

闇は怖くなくなったけど。
光は見つけられなくて。

もういいかな？
そう自分に言い聞かせて。
夢から離れようともした。

そんな時…

何千年前の蓮は華を咲かせた。

嘘だと思った。
だけど。
ホントのコトだった。
蓮の強さに驚いた。

泥の中で育って。
まっすぐで綺麗。

何千年前の蓮は、
光を見るコトを諦めなかった。

何千年経ってもあんなに綺麗なら…

私はもう一度。
夢と向き合った。

気付けば夢はまだ近くにあった。
大切な人と結んだ絆が支えてくれていた。

ひとりの夢じゃなかった。


夢は色を変えて、空に虹を掛けた。