天使と年上と年下



「・・・ってやめろ!私を、殺すつもりか!この、罰当たり!死ね、地獄に堕ちろ!」




天使が言っていいセリフなの?




普通、ダメでしょう。




「カレー美味しいでしょう?」





私は、タオルを濡らして天使に渡す。




「はぁ?美味しいわけ・・・・・・。」




あれ?何か変に間が長くない?




長く間があくと、天使は、カレーライスを食べつくした。




美味しかったんだ、良かった。



「天使さんは、お名前なんて言うの?」




「あっ、名乗るのを忘れていた。私は、天国から来た。シリカ・パプキン・ブラッテル。天使見習いだ。私のことは、シリカ様と呼べ」



そんないばらなきても。
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