天使と年上と年下
そう事故に、決まってる!
だって、心臓だってそこまで激しく動いてないし。
「顔を赤いよ、お姉ちゃん?」
クスリと笑う秋晴くんは、少し意地の悪い感じだった。
何を企んでいるんだ、この子は!?
「年上を馬鹿にしない。早く、離れなさい。」
そう言いながら、軽く秋晴くんの頭を叩く。
「痛いよ、裕美ちゃん。」
なぜか、急に馴れ馴れしくして
きた秋晴くん。
何が、起きたの?
私は、台所にコップをおきにいく。