君への永遠の恋心
私は、「演技」をしながら教室に戻った。
女子のみかたが多い私は、「どうしたの!?」とむかえられたのが当たり前。
という本心をみせないため、ずっと「演技」をしていた。
かなり女子が増えてきて、私がいってほしかった言葉を言ってくれた。
「アッくん、あやまりなよ!」
アッくんは泣いていた。らしい。でも、自分のイライラを解消したかったから、
あやまってもらった。その瞬間、(勝った♪)と思った。
その事件(?)があってから、私は、キャラを丸出し。
あと2年間ヤバイ・・・・・と思っていた。
そんな中、10月、5年生の中で最も大きなイベントがやって来た。
それは、・・・・「宿泊研修」というものだ。
正直、泊まりは大好きだけど、場所が、嫌だった。
理由は、色んな噂があったから。たとえば、霊が出る・・・とか・・・
なんだ、そんなこと?
って思われてもしかたない。。。でも、霊は、男子よりも、私が大嫌いなトマトより
も嫌いだった。
でも、すぐ宿泊研修の日がやって来た。
メンバーは、亜莉紗、里菜、真優、愛里、安達、和馬、江口、と・・・誰かだった。
リーダーは、亜莉紗。お母さん的な存在の亜莉紗は、何もかもきめてくれた。
その日の予定していた場所は、全部いけた。お昼は、地元で有名な、「ラッキーピエ
ろ」だった。あの時の味は、今でも少しだけ覚えている。
このように、順調だった。・・・がケンカもあった。
でも、とても楽しかった。だから、みんないつの間にか忘れていた。