アナタとの距離

「へ!じゃねえよ。14日。バレンタインだろ。明日はちょうど学校休みだしラッキーだな。」







いや、そんな同意を求められても…。






「なぁ、彩乃。明日俺、何人かの子とデート約束してんだよ。デート代よこせ。」







結局、私は雅紀にとって、それだけの人間?


…これは私が望んだこと。


どんな事でもやるから、側にいたいと言った私の願い。。




でも




ごめん。






雅紀に渡せるお金、私無いよ。





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