アナタとの距離




ゴホッ…

ゴホッ…









時間がたつにつれ、私の風邪の正直はどんどん悪化していった。


周りには、汚いだの、汚染だの言われ、身体が弱ってるせいか、いつもは流していたアイツらの一言でさえも涙が出てきてしまうほどツラく受け取ってしまう。





















「彩ノン…。本当に先かえっていいの?」


「大丈夫だ…よ。。私はちょっと休んで様子みて帰るから。。春香用事あるでしょ?だから、ね、帰っていいよ。。」

















私の体調不良は放課後ピークを迎えた。余りの身体のダルさと頭痛に正直席から動けないでいた。。






教室は気がつくと私1人と、私の隣の席の雅紀のカバンだけが残った。。。

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