アナタとの距離










「…お前、帰んないの?」









私は雅紀の一言で目を覚ました。



私はうっかり寝てしまってたようで気がつくと時計の針は19時を回っていた。外はもう、真っ暗。。。
カバンだけ教室に置きっぱだった雅紀もカバンをとりに教室に帰ってきていた。













「あ…帰んなきゃ…」






とは言ったものの席を立とうとしたが身体に力が入らなくて立てない。








「……自力で立てないくらい風邪ひどいなら学校来んなよ。」



「…ごめん。。」





あんたが原因だよ。バカ。。。




「…俺帰るわ。」




そういって教室の電気を消して出ていってしまった。








「何も、電気消さなくてもいいじゃない…バカ。。」














ダルい、暗いし、寒いし…怖いよ…。。





もぅ、やだよ。。。

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