アナタとの距離

「ハル?お前もかわいそうだな。俺と同じじゃん。」

「うん。。。最初から雅紀君達の話ちゃんと聞いてればよかったよ。」

「だろ??ハルは優しすぎんだよ。これからはアイツには絶対近づかないほうがいいぞ」




私の一番大好きな男の子。


私の一番大好きな親友。






もう、過去の話だね。
確かに、レイプのようだったとはいえ、裏切ったことになったかもしれない。
でもなんでアイツの言葉を信じるの??そんなにアノ美容師が好きなわけ?
私の話は一切聞かずにアイツの事しか信じないの?。。。。。




「・・・・ちがう・・・のに・・・・」




そうつぶやいた私の言葉は、教室中から聞こえる私への侮辱の言葉達にかき消された。



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