先輩。なんでそんなに優しくしてくれるの?

広「そこまで可愛くないよ?

心ちんそれスッピンでしょ?」

心「うん。」

広「真莉奈は、スッピンが恐ろしいほど
…不細工だから。

メイクで隠してるんだよ」



心「でも、可愛いじゃんっ

…はぁー
私なんかスッピンで堂々としてるから…」

広「はぁー?
スッピン可愛いんだからいいだろ?

いいじゃん!
心ちんは心ちんのままでっ!

俺こいつみたいに心ちんが
ケバくなったらいやだよ」 

…フォローありがとう。

心「うん…」

広「大丈夫っ!
こいつ性格悪いからっ!」

何が大丈夫なのか…

落ち込みすぎて
俯いてしまった。

「あれー?広人じゃんっ!
こんな遅かったっけ?」

…誰だろう?

広「お前には関係ないだろ」

「ふーん…
何この子…」

私の顔を睨んでいる…

こ、こわっ

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