先輩。なんでそんなに優しくしてくれるの?
プリだと…
タレ目メイクで
肌は白くて茶髪だけど
目の前にいる子は
ネコ目メイクに
肌はちょっと焼けてて金髪
…見た目もTHEギャル
って感じ…。
真「まぁあれよね
人前でスッピンでいれる自信があるってことは…
表面では控えめ
裏面ではナルシ
そんなとこかな??」
はっ?意味わかんない
心「お言葉ですが、
自信があってスッピンにしてるんじゃないですよ?
私の学校必ず毎日体育の授業があるから
スッピンなんですよ?
出掛けるときとかは
普通にメイクしますからっ
ナルシストとか言わないでくださいっ」
ちょっと頭にきてしまった
真「はっ?何キレてんの?」
ニヤニヤ笑っていて
私を馬鹿にしている感じがすごくわかる
広「いやいや
心ちゃんがキレるのも無理はないっしょ」
ひーくんは、私の味方なんだねっ
真「こんな奴が好きな
広人も内山先輩もわからない」
と言ってどこかへいってしまった
心「へ?」
最後の言葉を私は聞き逃がさなかった
広「あいつの言った言葉は
全部忘れていいよっ」
忘れられるはずがないじゃん