先輩。なんでそんなに優しくしてくれるの?
淳「お前、涼に言ってないことあるか?」
言ってないこと?
うーん。いっぱいあるけど
心「結構あります」
淳「過去で男に関することで言ってないことあるか?」
過去・男
・・・
心「・・・あ、あります。」
淳「それがあってお前は恋愛しないのか??
涼を好きにならないように、
いや、誰かを好きにならないように、男と一定の距離を保ってるのか?」
な、なんでわかるの?
淳「なんでわかるの?って感じの顔だな。」
そんな顔してた?
淳「お前はわかりやすいんだよ」
わかりやすい?
そうかな?
淳「お前は、女と一緒にいる時はすげーー素直なんだよ
でも、涼とか俺とか裕也といる時は
なんか我慢してる感じがあって
壁を感じる。」
壁?そんなの作ってないよ
淳「無意識にそうなってるんだよ」
え?そうなんだ
淳「なあその過去教えてくんないか?」
そういい終わったと同時に
店「おまたせいたしましたー」
飲み物が来た。
ミルクティを少し飲んで
心「そ、れは・・・
ちょっと・・・」
淳「一人で抱え込んでないでもうさらけ出そうよ」
なんか、淳先輩に話してもいい気がしてきた
心「えっと、3年前ですかね・・・