先輩。なんでそんなに優しくしてくれるの?
優しいな
でも、そんな隆介を傷つけたのは私。
もう傷つけたくない
心「ウソつかないでいいよ。
お兄ちゃんにやられたんでしょ」
隆「え?なんで知ってるんだ?」
心「お兄ちゃんに・・・
ごめんね。私のせいで」
涙がまた溢れてきた。
隆介が私の事を抱きしめてくれてる
これで、隆介に触れるのは最後
ちょっとだけ甘えさせてね。
隆「心のせいじゃないよ」
ううん。私のせいだよ
心「本当にごめんね。
私なんかと付き合ってたせいで
・・・でもね、もう大丈夫だよ」
隆「どういう意味だよ」
口調が怖くなってきてる
心「もう喧嘩しなくて良いんだよ」
隆「それってお兄さんに認めてもらった
ってことか?」
ごめんね違うんだ
心「違うの。
えっと、私とわか「それから先は言うな」
言わせてよ。もう隆介を傷つかせたくないよ・・・