先輩。なんでそんなに優しくしてくれるの?

そうかな?

そんな顔色悪いかな?

心「まっ、上がって」
祐「おぅ。
  お邪魔しまーす」

心「でも、ちょっと電話に出ないぐらいで
祐也に来させるって
夏織も心配性だねー」

祐「いや、お前が携帯に何十回かけてもでねーからだよ
杉下は当たり前だ」

何十回も電話したの?

携帯を開いてみると

新着26件

に、26件?

どんだけ電話したのよ。

そんなに鳴ってるのに気が付かない自分にもビックリだよ

心「こんなに電話かけてくれたんだ…」

祐「そうだよ。
つか、こんなに寝るってどうなの?
なんかあったのか?」

なんかあったって
まぁ色々と…
ねぇ…

心「まぁ、あったっちゃ
あったけど…」

祐「そっか、あったんだ
でも、相談したくなったら相談しろよ」
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