君との8年
改札口を抜けると、すぐそこにキレイな白頭をし、おしゃれなおばあちゃんが杖をついて笑顔で立っていた。
十年経っても変わらないおばあちゃん。
おばあちゃんもまた、すぐにあたしに気づいてくれた。
「おばあちゃん!!しょうだよ!久しぶり!待っててくれたんだね!ありがとう!!元気だった??」
「しょうちゃん、久しぶりだね~!また可愛くなって!!おばあちゃんもみんなも元気だよ!しょうちゃんいいとこの高校受かったんだってね?おめでとう!お腹はすいてないかん?」