あのコのひみつ^_^
「・・・お前が・・・犯罪王子・・・」
私の視界に入った男は返り血を浴びた不潔感ただよう中年だった。
手には銃、ニヤニヤした顔。
犯罪者ですと言わんばかりのオーラ。
さっきまでのやりとりを見ていたのなら・・・
「たっ、助けて下さい!」
え・・・?
「俺、この女に、ずっと脅されてて・・・!」
日向亮はそう男にかけよっていった。
嘘だ・・・
この状況・・・
やっぱりこの男、敵だったんだ。