あのコのひみつ^_^
#4
「やっやっやめてくれ〜〜!!!」
「今頃命ごいか。
お前、犯罪王子じゃないだろう。」
「そうだそうだ俺は犯罪王子じゃない!!!
違う!!違うからよぉ!!」
「じゃぁ、誰が犯罪王子か教えろ」
「知らねぇよ!俺達の仲間だって上の上の奴しか犯罪王子の正体は知らない!!」
「そうか・・・」
「なぁ、知ってることならなんでも教えるから逃がしてくれぇ頼む!!」
「じゃあ、この館内に残っている仲間は?」
「もういないさ!!俺は撤収命令に逆らって残ってたんだよ!」
「あー、そう。」
「いぃっ!!き・・・傷口を踏むなぁぁ!!」
「優勢になった途端、態度が急変だな、刑事さん。」
「う、うるさい!!」
「何その口の聞き方!誰のおかげで生き延びれてると思ってんだよ?」
「お前があんな至近距離で弾を避けてるなんて思わなかったんだ!」
「なんすかそれ言い訳?
俺があっさり死んでた方が良かった?」
「ありえない・・・。高校生があんな至近距離で弾を避けるなんて」
「っつうかこのオッサン早く手当てしないと出血多量で死ぬぞ。
お前も血ぃ出てるしさぁ。」
「・・・わかってる!!」