動化家3
2人の想いは届かず…
2人きりになった。

オージ「レリオン…。私はあなたが今でも好き…。だけど、あなたは私じゃなく姉のソルトお姉ちゃんを選んだ。潔く別れるわ。だけど、1つだけ聞きたい。私と一緒にいて幸せだった?」

レリオン「オージ…。あぁ、幸せ過ぎて毎日が楽しくて、小さな幸せさえも嬉しく感じたよ。俺は、オージの笑顔が大好きだった。」

オージ「それ聞けて良かった。安心した。でもどうして…ソルトお姉ちゃんの事が…っていけない。1つだけの質問だったね。これ以上は聞かないよ。お幸せに。」

レリオン「待ってくれ!」

オージ「待ってはなしだよ。決心した気持ちが揺らいじゃうよ。」

オージは涙を浮かべながら下へ行った。

ジオラとソルトが戦ってる最中に、オージはソルトの近くに現れて、ソルトに人質にされた。
ソルト「話し合いは終わったかしら?あなたには消えてもらうわよ!私達の恋に邪魔なんですもの!」

ソルトが杖を振ろうとした瞬間、レリオンが来てオージを助けた。

ソルト「何するのよ!私達の恋に邪魔なんだよ!」

レリオン「そこまでするか?俺は素直で優しいソルトが好きだったのに。今は悪魔だ!」

ソルト「えっ…。私は…私は…。」

ソルトは杖を落として、しゃがみ込んだ。

レリオン「オージ…。本能には逆らえない。やはり俺は、オージが好きだ…!」

レリオンはオージを強く抱きしめた。

オージ「ありがとう…!私も大好きだよ!」

ソルトは笑い出した。

ソルト「アハハハ!私は悪魔よ!アハハハ!」

ジオラ「何がおかしい?」

ソルト「私は生まれてからずっと、親に愛情を注がれない醜い女の子だったわ。妹ばかり可愛がって…。性格までも悪魔になったのかもね。もう疲れた…。魔法警察に電話して…。」

ソルトは電話を渡した。

ジオラが魔法警察に電話して数分後来た。

2人の目の前で手錠をはめられて連行された。

ジオラ「良かったな。」

オージ「ありがとうございました。」

レリオン「ありがとうございました。」

2人は頭を下げた。

ジオラ「俺はもう出て行くよ!じゃあな!」

ジオラは出て行った。
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