動化家3
アクアバードとナナリ
ナナリは、白い笛を吹いた。

すると、アクアバードがナナリの近くにきた。

すかさずナナリは、アクアバードに青い粉をふりかけた。

アクアバード「何の用ですか?」

メジーナ「喋った……。」

ナナリ「あなたの羽を分けて欲しいの。アクアのネックレス作る為には何枚、必要?」

アクアバード「1枚で足りるけど、僕の羽は命そのものだから、あげられない。」

メジーナ「お願い…!妹の為に…!」

アクアバード「訳ありかい?」
ナナリ「実は、万能薬があるって聞いて山の頂上まで登ったら、おじいさんが居たの。その、おじいさんがアクアのネックレスを持ってきたら、万能薬を渡すって言われて…。」

アクアバード「あの、おじいさんは、万能薬をあげないと思う。だってあの人、いつ倒れてもおかしくない身体だから…。僕は元は人間だ。ドラゴンに魔法をかけられて、アクアバードとして生きている…。」

ナナリは、金色に輝く羽を渡した。

アクアバード「これは…!」

ナナリ「ゴールドライよ…!この羽があれば100年は生きられる。アクアバードの羽と交換出来ない?時間がないの。」

アクアバード「分かった。」

アクアバードは、羽を1枚ちぎって、メジーナに渡した。

ナナリは、ゴールドライをアクアバードの羽に刺した。

アクアバードは喜んで飛んで行った。

ナナリ「急いで、アクアのネックレス作ろう!」

メジーナ「うん…!」

2人はアクアのネックレスを作り始めた。

数分後、出来上がりアクアのネックレスをおじいさんに持って行った。
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