動化家3
マイリー
おじいさんはある個室に案内した。

おじいさん「鍵は開いている。入りなさい。」

おじいさんはスッと消えた。

ドアを開けると、椅子に腰をかけた、おばあさんがいた。

おばあさん「誰だい…?」

シューケル「シューケルです。リリさんの友人です。」

おばあさんはニコッと笑った。
おばあさん「リリの友人かい?よく来たね…!まぁ座りなさい。」

シューケルは椅子に座った。

シューケル「頼みたい事があって来ました。実は、リリさんが悪いやつに操られて、動化家を壊そうとしているんです。どうか、力をお貸し下さい!」

シューケルは土下座をした。

おばあさん「目と指をなくしたか…。お前さん、覚悟してここまで来たんだね…。リリが危ないなら、放っておけないね。」
おばあさんは椅子から立った。
おばあさん「私は、マイリー。マイリーおばあさんって呼んでくれたらいい。時間がないのじゃろ?さっそく行こう。」

おばあさんは水晶を持って出た。

シューケル「マイリーおばあさんも魔法使いですか…?」

マイリーおばあさん「あんた達が動化家に来る前にいた、当主様だよ!」

シューケル「なるほど…。強そうですね!」

マイリーおばあさん「歳をとったから、魔力は充分にはないが…。」

シューケル「そんな人が何で、黄泉の国に…?」

マイリーおばあさん「それは後に分かるさ…!」

2人は魔法陣の中に入った。

シューケル「私達を動化家のお風呂場までいざなえ!」

赤い光に包まれ消えた。

2人はお風呂場に到着した。
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