動化家3
救出
アルスは空を飛んで、様子を見た。子供は大人にこき使われて泣いている姿が目に入った。
アルス「最悪な光景…。空が飛べると言う事は、魔法も使えるはず!子供達を助けないと!」アルスは、大人だけを眠らせる、眠り薬を巻いた。大人達は、全員眠った。子供達は、洞窟に非難した。
アルスは洞窟に向かった。
アルス「みんな!今のうち、逃げるわよ!」
みんなは逃げなかった。
金髪の女の子が口を開いた。
?「みんなは親に売られたの。逃げるって言っても、私達には居場所なんかないの。」
アルス「みんなを動化家へ招待する!それならいいでしょ?」みんなは頷いた。
アルス「みんなの名前が知りたいから教えて。」
みんな1人1人、名前を言った。
ミリア「私はミリアよ!」
アルス「私は、アルス。」
アルスはみんなを外に出した。アルス「今から、魔法陣を書きます。書き終わったら、みんな入って!」
アルスは大きな魔法陣を書いた。全員、中に入った。
アルスは、ネックレスを振り回して呪文を唱えた。
アルス「我、リリ当主様の娘、アルス。私達、全員を動化家へ移動させよ!さすれば、この魔力が詰まったネックレスを授けよう!」
赤く光り出した。
そして、みんなは消えた。
動化家の闘技場に着地した。
動化家全員と兵士が来た。
みんな「すみませんでした。」謝ったのだ。
兵士「火山の石は、リア様が入れたようで、悪者扱いをして、すみません。」
アルス「だったら、私の言う事を1つ聞いてくれる?」
兵士「はい!」
アルス「私を当主様候補に入れなさい!それで、許してあげる。」
兵士「分かりました。」
兵士は、紙にアルスの名前を書いた。
アルス「この子達は、新しい住人よ!1人1人に部屋を授けて!」
兵士「はい!分かりました!皆さん、着いて来て下さい。」
子供達は兵士の後を着いて行った。
シューケル「アルス。」
抱きしめようとしたシューケルの手を払った。
アルス「あなたは私のお父さんじゃない!気安く触らないで!この浮気者!」
アルスは泣いていた。
世桜「シューケルにそんな言い方、失礼よ!これからは、私がママよ!」
アルス「私のお母さんは、リリって名前の女性です。さようなら。」
アルスは消えた。
シューケル「やはり…。」
世桜「せっかく、リリさんが幸せになってって言ったのに…。」
世桜も泣いていた。
シューケル「ごめんな。」
この時はまだ知らなかった。動化家に、裏切り者が居る事を。
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