動化家3
闇黒島
闇黒島は、真っ暗の島だった。
明かりは、月だけ。
それでも暗いから、みんなの魔力で空を明るくした。

すると、地面には、たくさんの人が死んでいた。

リリ「これは…!」

ライジ「死んでる…。」

すると、黒いマントをまとったゴールクが来た。

ゴールク「久しぶりだな!リリは、死んだかと思ったが、蘇ったか…。それに、ライジも居るとは…。」

カオル「ライジ?」

ナナ「お前、ライジなのか?」
リリ「これが、ライジの姿よ?小さいライジは、指名手配中だけど、大人のライジは私達しか知らないわ?大人のライジは何もやってないから、捕まえても一緒だし、無罪よ?」

カオル「そうか…。」

ゴールク「納得しても、あなた達の立場は、まだ悪いわよ?だって、闇黒島へ踏み入れたんですもの。」

4人は、武器を持ち構えた。

ゴールク「あははは!そんなムキにならないの!」

リリ「ビアンテの弟を返しなさい!」

ゴールク「なんの事かしら?」
リリ「とぼけないで!」

ゴールク「落ち着きなさい!ヒントをあげる。そこに、弟は居るわ。ヒントは、毒針。底なし沼。挟み石。それだけよ。」

ゴールクは消えた。

リリ「みんなは、ゴールクの跡を追って!」

3人は、ゴールクの跡を追いかけた。

リリは、辺りを見渡した。

リリ「毒針。底なし沼。挟み石。一体どこに……。」

歩いていると、針山らしき物が見えた。

山の入り口には、男性が立っていた。
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