動化家3
シャドーボール
ビアンは、リリと頂上に来た。
頂上には、レジックとゴールクがいた。

ビアン「僕は、父の跡継ぎをします!」

レジック「ビアン…。結婚なんかさせるんじゃなかったな。」

ゴールク「私も、跡継ぎをします!」

レジック「テストをしよう。このシャドーボールを上手く使いこなせたら、合格だ!少しでも気を緩めると、命を吸い取られる!扱いが難しい!」

レジックを、シャドーボールを作った。

ゴールク「私からするわ!」

レジックはゴールクに、シャドーボールを渡した。

受け取ったゴールクは、苦しい顔をして、汗をかいていた。

ゴールク「く…苦しい……。重たい。」

レジック「集中するんだ!」

ゴールクは、集中をしたが、気を緩めて、シャドーボールは落ちた。
シャドーボールが、ゴールクを包み込んだ。

レジック「ゴールク…。」

リリ「やめて!」

すると、シャドーボールは消えた。
倒れた、ゴールクは動かなかった。

ビアンは後退りをした。

レジックは、ビアンを捕まえた。

レジック「お前が言い出したんだ!ちゃんと、跡継ぎをしろ!」

レジックは、ビアンにシャドーボールを渡した。

リリ「ビアン…。」

ビアンはスルリと落としそうになった。

リリが受け止めた。

ビアン「リリさん…。」

シャドーボールは、空へ浮いて行き、赤く散った。

レジック「あはは!よくやった!このシャドーボールは、魔力が強いと、弾け散るんだ。散らばった、シャドーボールは、全人間を悪に染めるんだ!」


すると、リリ以外みんなの目は赤く染まった。

レジック「さすが、赤の魔法使い!しかし、これで動化家は守れないぞ!」

リリ「守ってみせる!」

リリは杖を振り消えた。

レジック「消えたか…。まだ、魔力があるとはな。お前も叩き潰してやるよ!赤の魔法使い!」

レジックは、そう宣言して、暗黒島にいる人と、動化家へ向かった。
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