動化家3
守る力と悪の力
リリは急いで、動化家に戻った。既にみんなは、赤い目をしていた。

しかし、神様達は赤くなっていなかった。

神様の部屋に入った。

リリ「皆さん!逃げて下さい!」

神様の偉い人がリリに言った。
レク「私は、レク。私達は、恩を返す為にここにいる。あなたの力だけでは、レジックは倒せない。私達の力を使って下さい!赤の魔法使い様!」

神様達は、みんな土下座をした。

リリ「分かりました。私は、何をしたら?」

レク「念じて下さい!悪の魔法なんかに負けないと!強く念じたら、それは魔力になり、レジックを倒すでしょう!私達は、あなたの周りを囲みます!あなたを守ります!」

リリ「はい!」

リリと神様達は、部屋から出てきて、神様達はリリを守るように囲んだ。

リリは、目を閉じて集中した。
“悪の魔法なんかに負けない”
そう強く念じた。

すると、レジックの気配が分かった。

リリの身体から、赤い魔力が浮き出ていた。

レジック「まずは、赤の魔法使いを潰せ!」

暗黒島の人達が一斉にに襲って来た。

リリの魔力が高まり、目を開いた。

リリ「お前たちは、私の真の力を蘇らせた!これより裁きを行う!覚悟したまえ!レジック!」いつものリリとは違う口調だった。

リリの杖は、赤く光り出した。
杖を天に向けた。

リリ「我は、真の赤の魔法使いリリ!神よ!先代の当主よ!我に力を貸したまえ!」

すると、空から、先代の当主が降りてきた。
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