動化家3
チコ動化家へ
サリア達も、動化家に帰った。
リアとメモリーは、サリアの命令で、ナナリの護衛になった。
サリア「3人は、新しい動化家の下見に行ってきてちょうだい。」

3人は頷いて行った。

サリア「チコ…。あなたは、ここで過ちを犯した。それに、あなた一度、逮捕されている。動化家の審議会に出席してもらうけどいいかしら?」

チコ「はい。」

サリアは、審議会に出席する人達を10人集めて、空へと飛んだ。

雲の上に審議会があるのだ。

みんなが、出席した。
チコも同時に、出席した。

サリア「ただ今から、審議会を始めます。私は、チコを動化家へ迎えようと思います。まずは、チコも知らないので、自己紹介をお願いします。」

リリ「私は、動化家の当主リリです。」

カオル「私は、ちょっと前の当主だったカオルです。」

ナナ「私も同じく、ちょっと前の当主だったナナです。」

シューケル「私は、動化家を護衛し手助けをするシューケルです。」

ララ「私は、動化家の門番ララです。」

リコ「私は、空のバリアの魔力を高め作っているリコです。」
セシ「私は、動化家内の護衛のセシです。」

ナキ「私は、倉庫を管理するナキです。」

クナ「私は、神様をお守りするクナです。」

チラ「私は、全魔法のリーダーチラです。」

チコ「私は…。」

リリ「チコさんよね?」

シューケル「知っている。だが何でここに来た?」

チコ「それは…。」

サリア「自分の言葉で伝えないといけないよ?」

チコ「過去の過ちは、二度としません。みんなと、また動化家で暮らして、一から魔法を学びたい。」

みんなが沈黙した。

カオルが新聞記事を、サリアに見せた。

カオル「サリア様…。この事件分かりますよね?」

サリア「えぇ…。昔の当主が居た時に、チコは大魔法使いに選ばれた。しかし…。当主の禁断の書を狙いやってきた悪党に、チコは渡してしまい、使い方も教えて、破滅しそうになった時に、私が来て難を逃れたけど、チコがおかした過ちは酷く。魔法警察に逮捕されました。しかし、今はちゃんと反省しています。」

チコ「サリア…。もういいよ、簡単に許してもらえる訳がないよ。みなさんもすみません。」
チコが席を立った時、リリが呼び止めた。

リリ「待ちなさい。あなたは、ここに居たいんでしょ?だったら、ある課題をクリアしたら迎えてあげるわ。みんなもそれでいいよね?」

みんなは頷いた。

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