動化家3
ブラック闇市の広場
ブラック闇市に着いたのは夜中だった。

着いた所は海岸。辺りは真っ暗で電気すらない。

サリアは魔法を使い光を灯した。

すると、男達に囲まれていた。そこには、夜桜とガイラスの姿もあった。

ガイラス「久しいの!サリア。こんなに綺麗になって、俺が貰いたいくらいだ!」

ジオラ「サリアには手を出すな!」

ガイラス「こいつは彼氏か旦那か?こんだけの美貌だ!そりゃ居るだろうな。そちらの女性達もサリアに負けず美人だな。」
夜桜「ガイラスやめてよ!私が一番でしょ?」

ガイラス「そうだったな!さぁ行こう!」

ガイラスは夜桜と手を繋いで歩き出した。

リリ「待ちなさい!ガイラスの本と禁断の書を返しなさい!」
ガイラス「ガイラスの本は、元々俺の物だ!お前等に返す訳ないだろうが!禁断の書を作り出したのは、俺の親父だ!両方、俺の物なんだよ!」

夜桜「さっさと帰りな!」

ガイラス「まぁ、ブラック闇市を見ていけよ!お前等が望む物が格安で売られてるからよ!」
ガイラスと夜桜は魔法を使い消えた。
周りを囲んでいた男達も消えた。

チコ「その通りですよね。」

リリ「取り戻さないと…。確か、ブラック闇市に望む物が手に入るって言ってたわね。みんな、ブラック闇市で使えそうな物を探して!」

みんなは頷いた。

空から、羽をつけた女の子が飛んできた。

ルピ「私は、ルピ。お客さん達、初めてだよね?ブラック闇市でのお金は、魔法で作られた宝石!宝石1つで大きな家が帰るんだよ!初めてだから、私から10個プレゼント!さぁ、行ってらっしゃい!」

ルピは空へ消えた。

みんなは宝石を持って、入り口へ来た。

大きな門を開けると、中は賑やかで人や魔物がいた。

みんなはバラバラに行動を始めた。
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