動化家3
サリアの望む物
サリアはある紙を持ってウロウロしていた。

その紙には、゛悪と正義の杖゛と書かれていた。

サリア「そんな都合がいい物があるわけ……。」

ある店で立ち止まった。

サリア「杖の店…。」

サリアは中に入った。
お客さんがたくさんいて混んでいた。

女性が来た。

女性「いらっしゃい!混んでるけど、どうぞ!」

サリアは軽く頭を下げて、見回った。

しかし、サリアが望む物がなく、ため息をついて出て行こうとした時だった。

女性「お客さん。探してる物ありましたか?」

サリア「ここにはないわ…。」
紙が落ちた。
拾って、女性が中を見た。

女性「この杖なら高額だけどありますよ!」

サリア「本当に…?見せて!」
女性「ちょっと待って下さい!」

女性は奥から、金色の箱を持ってきた。

女性「この杖は、高額のあまり買い手が決まらずにいたんです。魔力は何千倍もあります。これは、リダナが持っていた杖です。」

サリア「リダナ…!」

女性「ご存知ですか?リダナは、悪と正義の杖を使い悪者を正義に変えた女です。」

サリア「私、リダナと仲が良かったから。」

女性「本当ですか?」

写真を見せた。

女性「そうです。この人がリダナです。」

サリア「その杖買わせてもらうわ!」

女性「ありがとうございます!宝石40個分です!」

サリア「40?私、10しかないわ…。」

ダイヤモンドを出した。

女性「ダイヤモンド!珍しいわ。10個で足りますよ!」

サリア「ありがとう…。」

女性は、金色の箱を渡した。

サリアは袋に入れて出て行った。

サリア「あいつを正義に変えないと…!」

サリアは誰を正義に変えるんでしょうか…。
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