ゆびきり
陸斗とは、同じクラスだから、何度も目が合う。
陸斗も、話しかけようとするし、私も話しかけようと、するんだけど、そのたびに、松尾莉実に遮られる。
部活体験は、まだ続いているから、私は体育館に行った。
美優先輩は、一昨日と変わらず元気よく話しかけてくれた。
「愛羅ちゃん、昨日は休んだけど大丈夫?」
美優先輩は、優しくてとても嬉しかった。
「はい、体は大丈夫ですけど…」
そこまで、言うと私は、美優先輩のほうを見た。
「何かあった?今日は、部活早く終わるから、悩み聞くよ?」
私は、美優先輩の言葉に甘えて、悩みを聞いてもらう事にした。
「愛羅ちゃん!ごめんね!待った?」
美優先輩は、ダッシュで走ってきた。
「全然待ってないです!」
「じゃー、行こっか?」
私は、美優先輩に、連れられて近所のカフェに行った。
そして、ここ最近あったことを、なるべくわかりやすく簡潔に伝えた。
「そんな事が、あったんだ…愛羅ちゃん?ちょっとあたしの話を、聞いてくれる?」
美優先輩と、男子バスケ部の部長の大野翔先輩は、付き合っているそうだ。
でも、付き合う前にたくさんの事で、悩んだり、傷ついたりしたんだって。
その話を、聞いたら美優先輩と私の状況が、似ているような気がした。
そして、なぜだか、ホッとした。
こんなに、完璧な先輩でも、恋の事で悩んでいたことが、驚いた。
まだ、関係は治る。
そう思っていた…
陸斗も、話しかけようとするし、私も話しかけようと、するんだけど、そのたびに、松尾莉実に遮られる。
部活体験は、まだ続いているから、私は体育館に行った。
美優先輩は、一昨日と変わらず元気よく話しかけてくれた。
「愛羅ちゃん、昨日は休んだけど大丈夫?」
美優先輩は、優しくてとても嬉しかった。
「はい、体は大丈夫ですけど…」
そこまで、言うと私は、美優先輩のほうを見た。
「何かあった?今日は、部活早く終わるから、悩み聞くよ?」
私は、美優先輩の言葉に甘えて、悩みを聞いてもらう事にした。
「愛羅ちゃん!ごめんね!待った?」
美優先輩は、ダッシュで走ってきた。
「全然待ってないです!」
「じゃー、行こっか?」
私は、美優先輩に、連れられて近所のカフェに行った。
そして、ここ最近あったことを、なるべくわかりやすく簡潔に伝えた。
「そんな事が、あったんだ…愛羅ちゃん?ちょっとあたしの話を、聞いてくれる?」
美優先輩と、男子バスケ部の部長の大野翔先輩は、付き合っているそうだ。
でも、付き合う前にたくさんの事で、悩んだり、傷ついたりしたんだって。
その話を、聞いたら美優先輩と私の状況が、似ているような気がした。
そして、なぜだか、ホッとした。
こんなに、完璧な先輩でも、恋の事で悩んでいたことが、驚いた。
まだ、関係は治る。
そう思っていた…