ゆびきり
「愛羅ちゃん!」
部屋を飛び出たあたしは、玄関を一歩出たところで氷室先輩と会った。
でも、今は陸斗のほうが大切で、陸斗が待ってるから、先輩だけど無視して走って、陸斗が待っているところまで走ろうとした。
でも、氷室先輩も走ってきていて、手首を掴まれてしまった。
「離してください!」
必死に、氷室先輩の手を離そうとするんだけど、全然離してくれない。
すると、氷室先輩があたしの手を引っ張って、抱きしめてきた。
「やめてください…」
嫌がっているあたしを、無視して氷室先輩は2,3時間前と同じ状態になった。
どんどん目に涙が浮かんできた。
ここで泣くわけにはいかない。
陸斗と一緒にいたいのに…
そんな事を考えていると、口の中に何かが入ってきた。
それは、氷室先輩の舌と丸い形状の何かだった。
氷室先輩の舌はすぐに抜けたけど、丸い形状のものは一向に口の中に残ったままだった。
だんだん、眠くなってきた。
瞼がどんどん重くなってきた。
あたしの意思とは関係なく睡魔は襲ってきた…
「君は、俺のものになるんだよ…逃げることはできない…」
意識が飛ぶなかで氷室先輩のこの言葉が頭の中に残っていた…
部屋を飛び出たあたしは、玄関を一歩出たところで氷室先輩と会った。
でも、今は陸斗のほうが大切で、陸斗が待ってるから、先輩だけど無視して走って、陸斗が待っているところまで走ろうとした。
でも、氷室先輩も走ってきていて、手首を掴まれてしまった。
「離してください!」
必死に、氷室先輩の手を離そうとするんだけど、全然離してくれない。
すると、氷室先輩があたしの手を引っ張って、抱きしめてきた。
「やめてください…」
嫌がっているあたしを、無視して氷室先輩は2,3時間前と同じ状態になった。
どんどん目に涙が浮かんできた。
ここで泣くわけにはいかない。
陸斗と一緒にいたいのに…
そんな事を考えていると、口の中に何かが入ってきた。
それは、氷室先輩の舌と丸い形状の何かだった。
氷室先輩の舌はすぐに抜けたけど、丸い形状のものは一向に口の中に残ったままだった。
だんだん、眠くなってきた。
瞼がどんどん重くなってきた。
あたしの意思とは関係なく睡魔は襲ってきた…
「君は、俺のものになるんだよ…逃げることはできない…」
意識が飛ぶなかで氷室先輩のこの言葉が頭の中に残っていた…