性悪王子の婚約者!?
紫「良い。
  小春。
  何もなかったか?」


小「な、なによ…
  ないけど?」

紫苑が優しいなんてね…
 
さ、寒気が…

紫「良かった。」

え…?

わ、笑った…?

私のことなんかで…?

で、なんで私ドキっとしたんだ?

ラ「約束です…
  ライと呼んでください… 
  こ、小春様…」


そんな嫌そうに言わなくても…

小「ライ。」


やけに真面目だなぁ…

ラ「はい。」


すぅっと息を吸った。

カチリとスイッチが入った気がする。

作者(小春は武道関係になると
   人が変わるんです!)

小「あなた隙が有りすぎよ。
  あれで国軍で一番?
  笑わせないで。
  こんな小娘に負けてるようでは
  だめよね。」


ラ「くっ…はい。」

ライの顔が悔しさに滲む。

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