好きな人ができました。
けど昼休みになっちゃった
「高山さーん人気の少ないあそこの階段で喋ろ」

「うん」
場所からして変

「まぁ分かるだろうけど私、陸が好きなの」

「へー」
「貴女は?陸の事好きでしょ」
「いえ、別に」

「でも陸は異様に貴女を気に入ってるわ!」

「そうですかね?」
冷静に答える私とは裏腹に松井さんは興奮状態

「何で冷静なのよ!」
「だって好きじゃないし」
「アンタ目障り」

急に肩をドンと押されて階段から落ちそうになり松井さんを掴んだ

けどもう遅かった

ズダダダーン

< 46 / 60 >

この作品をシェア

pagetop