好きな人ができました。
「陸…私、この女に突き落とされたの」
えっ?違う違うよ
陸の大切な人を傷つけるわけないじゃん
「そうなのか?」
声のトーンが変わる陸
あぁ陸なら
「違うって言ってくれると思ってたのに」
思わず声に出てしまった
本音
やっぱり人を信じると良いことがない
「私、陸と友達止める」
「高山ちゃん?」
「藍?」
「藍って呼ばないで」
信じないって決めると
やっぱり冷たい目で見てしまう
「俺が言い過ぎたから、悪かった藍!」
「そうやってすぐ気を変えるの?私、貴方を信じてバカだった」
「じゃあ」
私はまだフラフラする体で歩いて保健室を後にする
「いたっ」
赤紫に腫れ上がったくるぶし
「骨折かな?」
私は教室に戻って鞄を背負った
「藍…」
私を呼ぶ陸の横を通りすぎる私
「待てよ」
腕を捕まれて動けなくなる
この手で松井さんをさわったんだ
「やっ!離して」
「やだ」
「離してよ!もう陸の事信じられない」
「それだけでか?」
それだけ?
「私にとってはそれだけじゃないから…」
えっ?違う違うよ
陸の大切な人を傷つけるわけないじゃん
「そうなのか?」
声のトーンが変わる陸
あぁ陸なら
「違うって言ってくれると思ってたのに」
思わず声に出てしまった
本音
やっぱり人を信じると良いことがない
「私、陸と友達止める」
「高山ちゃん?」
「藍?」
「藍って呼ばないで」
信じないって決めると
やっぱり冷たい目で見てしまう
「俺が言い過ぎたから、悪かった藍!」
「そうやってすぐ気を変えるの?私、貴方を信じてバカだった」
「じゃあ」
私はまだフラフラする体で歩いて保健室を後にする
「いたっ」
赤紫に腫れ上がったくるぶし
「骨折かな?」
私は教室に戻って鞄を背負った
「藍…」
私を呼ぶ陸の横を通りすぎる私
「待てよ」
腕を捕まれて動けなくなる
この手で松井さんをさわったんだ
「やっ!離して」
「やだ」
「離してよ!もう陸の事信じられない」
「それだけでか?」
それだけ?
「私にとってはそれだけじゃないから…」