虹色の恋☆★~もう一度あの日へ~
結び☆★

21歳☆★



数ヶ月経ち 俺と美帆は大学4年生になった。


相変わらず2人の仲は進展していないが時間の問題だと周りの仲間は言う。


俺は そろそろ美帆に気持ちを伝えようと思い 休日にデートに誘った。



「わぁ~!!おいしいそうっ♪早く食べよっ」


今日来たのはホテルのブッフェ。


美帆は食べることが好きだから。





2人で腹いっぱい食べた。
帰りにドライブがてら キレイに星の見える所に行った。


ここは良く2人で来る場所。
ここに来ると 心が洗われた気持ちになると美帆は言う。

俺もそう感じる。
普段話さないような事も ここでなら語り合える。

語り合うなんて言ったら照れくさいけど 自分の気持ちを誰かに話す事で その人と自分の中にお互いの居場所ができるんだなと感じた。








美帆から教えられたこと


今考えてみればあちこちにあって 俺自身になっていた。


今になっても身についているクセや考え 俺の中で大きな存在だった。


気付くのが遅すぎた。








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