虹色の恋☆★~もう一度あの日へ~
「もう大丈夫だよっ」
頭を撫で 背中をさすりながら美帆に何度も声をかける。
あの客ぜってぇ許さねぇ。
心の中で呟いた。
「もう大丈夫。恵也くん 助けてくれて…………ありがとう」
「怖かったな」
グスッ
「うんっ。実は今日 あのお客さんにセクハラされて……まさか帰りに待ち伏せされていると思ってなくて…」
「言いにくいかもしねれぇけど 今度セクハラされたら俺に言ってよ」
「恵也くん……ありがとう」