虹色の恋☆★~もう一度あの日へ~
「突然メールしちゃってごめんね」
「ちょうどヒマだったし 全然平気だよ。何かあったの??」
少し落ち込んでいるように見える。
「ちょっと色々あって…。恵也くんに会いたくなっちゃった」
こいつはいつも こういう事をサラッと言う。
とんだ小悪魔だ。
「そっか。じゃあ今日は特別に 好きな所へ連れて行ってやるよ」
「本当にっ??……やったぁ♪」
結局 美帆のリクエストでカラオケになった。
美帆いわく 俺の声で癒されたいらしい。
俺にとってはお前が癒しだ。