【完】愛の血−超勝手な吸血鬼


――シャーッ

とカーテンを開くと、白い布団を頭から被り丸くなってる仁奈が居てた。


何してんの、コイツ(笑)



「お前、覗きが趣味なわけ?」



そう声をかけると、変な声ばっかり出していた仁奈は隣に居た先輩にも気付いたらしい。

ほんのりと頬を赤く染めて、焦る仁奈。


なんでかな。

今飲んだばっかりなのに、急に喉の奥が乾き出した。



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