B棟2階の窓から




「っ……、あぁ、おぅ。あった、あった。」


慌てて後ろを振り向けば
ボールを飛ばした友達がいた。





「集合だってよ。行こうぜ。」


「おう。」






グラウンドへと戻りながら
後ろを見ようか迷ったけれど






結局見なかった。




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