風に恋して
<リア編>

Q. 結局“少しだけ”で済んだんですか?(リアの告白の後)

レ「少しだっただろ。なぁ、リア」

もも(なぜ、レオ様が……?)

リ「へっ!?えっと、あの……(顔真っ赤)」

レ「リア、顔が真っ赤だ。おいで(リアを引き寄せる)」

リ「レ、レオ!まだ回答中だよ」

レ「もう終わった……」

リ「え、んっ……まっ――」

レ「待てない」

ル『きゃあっ!んーま!』


ももはそっと扉を閉めた――


***


Q.妊婦さんですよね?相当無理しているように見受けられるのですが……

リ「ルカは私に話しかけてくれるから……“無理”だったらちゃんとわかるよ。私にしてほしくないことがあったらやりたくないって言うの。そんな風に、ルカがつらかったらちゃんと意思表示してくれるから、大丈夫だよ。それに、呪文を使うときはルカも手伝ってくれるの」
< 339 / 344 >

この作品をシェア

pagetop