キミとわたしの運命ゲーム
「おう!」
階段を下に降りて、お母さんに充が一言言った。
「いってきます。」
「あら、来てたの?いってらっしゃい。」
そんなのが当たり前の言葉になっちゃってて。
今更、男だととか言われてもねぇ・・・。
家を出て、しばらくして。
「あのさ・・・今日まさか、コンビニ行くためだけに呼んだわけじゃないよね?」
「うん。あのさ・・・彼女作るのってどんな感じなの?」
「っっっっっっっっっ!!!!????
何言ってんの!??」
「いやー、気になってさ。だって、充うちの学校で一番モテるでしょ?
それに彼氏ちょっと欲しいし。」
「別に・・・モテてねーし! っていうか、彼氏欲しいの?」