絶望の淵で

あの日気を失った私を見つけたのは、夜中に見回りをしていた警備員だった。

すぐに救急車を呼んだが、すでに手遅れだった。





私は絶望に打ちひしがれた。
恐れていたことがおこってしまった。




(私が死んだのも…苦しんだのも…なにもかもあいつらのせい……)






――ゼッタイニユルサナイ…
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