蒼恋物語 【教師×生徒の恋バナ第一弾】
放課後、蒼先生がいると思われる数学科教材室へ向かう。
「失礼します。」
あ、良かった。
蒼先生、1人だ。
「余合、部活は?」
あれ?…と思いつつ、答える。
「自主的にお休みをいただきました。」
「サボリかよ…。」
蒼先生は、苦虫を噛み潰したような顔して言う。
「先生こそ、全く顔出してないようですが?」
「確かに…。」
「アンジェから聞いたのですが、私に話したいことがあるそうですね。」
「あぁ…あれね。
しばらくの間、距離置こう。」
距離置こうって…?
今、2人きりなのに私のこと名前で呼ばないのは…?
「先生、私のこと嫌になったのなら、はっきり別れたいって言ってよ…。」
「僕は、別れたいわけじゃない。」
「じゃあ、どうして距離置こうなんて…。」
「余合と僕の、したいと思ってるお付き合いにズレがあるから。
余合は心が繋がっていればそれで良いかもしれないけど、僕はそれだけじゃダメなんだ。
身体も…繋がっていたい。」
「失礼します。」
あ、良かった。
蒼先生、1人だ。
「余合、部活は?」
あれ?…と思いつつ、答える。
「自主的にお休みをいただきました。」
「サボリかよ…。」
蒼先生は、苦虫を噛み潰したような顔して言う。
「先生こそ、全く顔出してないようですが?」
「確かに…。」
「アンジェから聞いたのですが、私に話したいことがあるそうですね。」
「あぁ…あれね。
しばらくの間、距離置こう。」
距離置こうって…?
今、2人きりなのに私のこと名前で呼ばないのは…?
「先生、私のこと嫌になったのなら、はっきり別れたいって言ってよ…。」
「僕は、別れたいわけじゃない。」
「じゃあ、どうして距離置こうなんて…。」
「余合と僕の、したいと思ってるお付き合いにズレがあるから。
余合は心が繋がっていればそれで良いかもしれないけど、僕はそれだけじゃダメなんだ。
身体も…繋がっていたい。」